■電動器（CT-8）交換（修理） ツイート

板橋区のお客様より、「20年以上前、神奈川県にて購入したお仏壇で
電動扉が動かなくなったので直したい。」とご連絡いただき、
先日、無量見積りにてお伺いさせて頂きました。

息子様がお仏壇の天井を開き修理しようとされたらしいのですが、
ギアが完全に割れてしまっていたので、すぐ直せる状況でもなく、
また、会場としてご利用のお仏壇だった為に、早急に直したいとの事でした。

開いてみると、機械は「KSK」製・スイッチボックスは「仏壇機器セントラルコスモ」製
どちらも現在同じ機会を製造していない為、他社製造の対応機器をご提案。

完全取替えのご提案をしたのは、「何年もたたれた製品を一部修復した際、
その後すぐ他のトラブルが出て、結局全て取り替える事に・・・」なんて事が昔よくありましたので、
最終的に余計な負担がかかる事が予測される場合、
「毎日お使いになる電化製品」とお考えいただき、
このようなご提案をさせて頂きました。

お客様：「ではお願いします！」との事でしたので、
製造元へ発注し本日、お直しへ伺わせて頂きました。

天井板をとり、格子の中天井をはずしますと、
厨子の真上にカニ挟み式電動機器（KSK社製）が取り付けてある様子。（写真1枚目）


モーターのギア部分が割れ半分落ちていた。（写真2：黒いギザギザ部分）


旧型KSK社製機械を取り外し、CT-8という電動機器を
扉の開閉微調整を何度もしながら取り付けます。


中天井（お仏壇内側から見上げると格子模様に木枠が有る部分）を、
上からかぶせる際、旧電動器KSK社製の物と位置が多少ずれる為、
CT-8モーター用に、格子を少し切込み、塗装しなおし、取り付ける。
（写真：切込みを入れ取り付けた中天井の様子）


その後、天井板を取付け終了。


旧型スイッチボックスは小型で経机へ取り付けてありましたが、
「お掃除の際、配線を取り外さないと経机の移動が困難」
との事でしたので、下に置くタイプのKSK（5Pコネクター）タイプの
スイッチボックスへ交換させて頂きました。約1時間半の工事でした。

※お孫さんがとても元気な男の子。3才なのに何でもお話出来るのでびっくりしました。
そしてとても素敵な雛飾りがあったので、お聞きすると、これまた元気な5歳の女の子との事♪
僕も、もうすぐ2歳の娘が居ますので、今日は帰って桃の節句を祝ってあげたいと思いました。
本日は大変ありがとう御座いました。

　修理の際は、是非お近くの万葉会加盟店の仏壇店にご相談くださいますようよろしくお願い致します。

もちろん当店もご利用いただければ幸いです。

当店ご購入のお仏壇に限り、永久修理費半額にて承ります、お気軽にご利用ください。
また、ご相談やお見積りは無料にて承ります、合わせてお電話お待ちしております。