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■厨子電動扉開閉機(修理) このエントリーをはてなブックマークに追加

★2008年頃、当店にてご購入頂いたお仏壇
「電動扉の開閉時、すごいガタガタゆれて音もうるさい!」
とお電話頂き、早急にお伺いさせて頂きました。

原因を調べたところ、KSK社製(W7-460W)ゴムベルト式電動開閉機具でした。
※ベルト式は、ハーレー(アメリカンバイク)や、原動機付き自転車等でもよく使われます。

これだけコンパクトなサイズですと、かみ合わせる凸凹も数ミリと精密機械の領域です。
数年で変動するモーターのスピードやパワー、引越し時におきるベルトの伸びや歪みが
少し違うだけでも故障の原因になるのでしょう。

今回の原因は、おそらくベルトの歪みによる凸凹のかみ合わせがズレ、

扉に動力がうまく伝わらないという事でした。

微調整で直せる事のようでしたが、お仏壇の製造元と相談し、現在販売される商品に
使われてる「金物チェーン式」に交換する事をお客様へご提案しました。


【修理作業工程写真】
2008大河.jpg

屋根をおろすと、フタがついてます。
2008大河1.jpg

ネジを取りフタを外します
2008大河2.jpg

機械を取り外します。(上:旧型・下:新型)
2008大河4.jpg

モーターとチェーンの設置部分アップ画像(上:旧型・下:新型)
2008大河6.jpg

新型を取り付けた様子。
2008大河3.jpg

その後微調整をし、フタを閉め、屋根をのせ完成です。
 

一見写真では説明不足の為か、簡単そうに見えるようですが、意外と難しい手順も沢山あります。
特に一番難しいのは、「微調整」だと思います。
お仏壇というより、電動機具の取り付けてある環境は、同じ仏壇でも少し違う事は多々あります。
その為、
最後は職人による微調整が必ず必要になります。部品のみ注文され、お客様ご自身で直されると言われた方も
後日「やはり直してほしい」とご連絡頂くケースもよくあり、それを含め微調整の難しさがよりわかります。

修理の際は、是非お近くの万葉会加盟店の仏壇店にご相談くださいますようよろしくお願い致します。
もちろん当店もご利用いただければ幸いです。

当店ご購入のお仏壇に限り、永久修理費半額にて承ります、お気軽にご利用ください。
また、ご相談やお見積りは無料にて承ります、合わせてお電話お待ちしております。

 

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